JPCOはピアニスト・作編曲家の久保田 千陽(ちあき)が2017年に各楽器の若手精鋭を集めて結成したオーケストラバンド。日本の劇伴音楽を、ただのサントラではなく「価値ある、日本のクラシック」としてもっと多くの人に届けたい、という想いから名付けられた。
チームには日本・アメリカ・韓国にルーツをもつ国際色豊かなメンバーで構成されており、2019年3月には台北公演を開催するなど海外進出も果たす。
久保田サウンドによるクラシック楽器を使ったアンサンブルが特長。少人数ながらドラマティックなオーケストレーションで構成されており、オーケストラ音楽を単なるカバーではない超一流のエンターテインメントに昇華させてゆく。
久保田 千陽 Chiaki Kubota
東京都出身の作曲家、ピアニスト、音楽プロデューサー、空間音楽マーケター。
3歳よりクラシックピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。2017年、若手クラシック演奏家による音楽チーム『JPCO (Japan Popular Classics Orchestra)』をローンチ。
空間のLTV(生涯顧客価値)総和の最大化への寄与を目指し、空間の背景やストーリー、その存在意義に対する微視的で深い理解をもとに音楽制作上の各要素を最適化。芸術的、情緒的価値と商業的価値を併せ持つ環境音楽制作を行っている。
主な実績として本田技研工業傘下ホンダコレクションホール館内音楽(2024年)、フジテック株式会社『イマーシブ・エレベーター』空間音楽(2023年)、茨城トヨペット株式会社店舗内BGM(2024年)ほか数多くの施設の音楽デザインを担当。
イマーシブ・エレベーターにてデジタルサイネージアワード2024優秀賞を受賞。茨城トヨペットでは時間帯に応じた来店者の属性、潜在ニーズに基づき、楽曲のジャンル、演奏スタイル、コード進行、SE(環境音)等を緻密に設計した楽曲を11時間30分制作。